早川、蟹江敗退も充実／アーチェリー

＜ロンドン五輪・アーチェリー＞◇２日◇女子個人３回戦

　女子個人戦では、日本勢が１６強で姿を消した。団体で銅メダルを獲得した早川漣（２４＝長崎・佐世保商高職）と蟹江美貴（２３＝ミキハウス）は、ともに３回戦で敗退。世界ランク１６位の早川は同２位奇甫倍（韓国）に０－６と完敗し、同３３２位の蟹江は同１３位ロマン（メキシコ）に３－７で逆転負けした。

　２９日の団体戦で日本女子初の表彰台に立った。蟹江は「フェイスブックの友だちが増えましたね。帰ったら、おいしいものを食べたいです。日本のお米、食べたいです」と笑みをこぼした。選手村生活も終わりが近づく。「有名な選手がすぐ近くにいて、スゴっみたいな。アーチェリーの大会とは違った。ボルトさんとかこんなしてて、ウオーみたいな」と、ボルトの弓矢ポーズをマネながら充実の初五輪生活を振り返っていた。

　［2012年8月2日22時53分］