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高瀬と高平、悔しい準決勝敗退/陸上

男子200メートル準決勝 20秒70でゴールする高瀬(左)(共同)
男子200メートル準決勝 20秒70でゴールする高瀬(左)(共同)

<ロンドン五輪:陸上>◇8日(日本時間9日)◇男子200メートル準決勝

 1組の高瀬慧(23=富士通)が20秒70の8着で全体18位、3組の高平慎士(28=富士通)は20秒77の6着で全体19位となり、いずれも目標だった決勝進出を逃した。

 高瀬は前半は上位争いしたものの直線で伸びず、予選から100分の2秒タイムを上げながら8着に終わり、世界のカベを痛感することになった。「自分の力のなさを感じた。何もできなかった。予選とは雰囲気が違った。(予選と)同じように行こうと思ったができなかった。前半は予選より行こうと思っていたが、後半は世界と戦うには力不足と感じた」と話したが、手応えもつかんだ様子だった。

 高平は最初のスタートで他の選手にフライングが出て調子を乱された部分もあったが、予選よりタイムを落として6着の結果。悔しさのあまり、ときおり涙声になりながら「まだまだ世界8位は遠いのかなと思います。自分のやってきたことが結果的に出せず、4年間何をやってきたのかなと、ひとことで言って悔しいです」としぼり出すように話した。

 ともに9日には1600メートルリレーの予選を控える。個人競技での悔しさをチームの結束で晴らす。

 [2012年8月9日5時38分]



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