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バドミントン Badminton
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潮田興奮!会場ピンク一色でテンション↑

組み合わせが決まり、笑顔のバドミントン日本代表
組み合わせが決まり、笑顔のバドミントン日本代表

 桃色気分で気分上々! ロンドン五輪のバドミントン日本代表が24日、本番会場のウェンブリー・アリーナで初練習を行った。館内は緑のコート以外、仕切り板や審判台などがロンドン五輪カラーである「ピンク」に染まっていた。混合ダブルスで池田信太郎(31)とペアを組む潮田玲子(28=ともに日本ユニシス)は「壁からピンクでテンションが上がる」と声を弾ませた。

 かつて伝統の全英オープンが行われ、「バドミントンの聖地」と呼ばれた会場。北京五輪は青に囲まれていたが、今回の歴史ある地は明るい華やかなピンクになった。潮田も「正直、かわいいなと。ピンクとグリーンマットがすごく映えるし、シャトルも見やすい」と歓迎した。男子ダブルスの佐藤、川前組(NTT東日本)を相手に試合形式で約1時間半、汗を流した。

 前日23日は1次リーグの組み合わせ抽選があった。世界ランク11位のイケシオは同3位のデンマークペアと同20位のポーランドペア、同23位のカナダペアと対戦。1次リーグは4チームが4組に分かれ、上位2チームが準々決勝へ進む。「正直、ほかのグループはもっと厳しいところがあります。いいドロー(抽選)」。格下2チームが同組となり、潮田の頬も緩む。

 勝ち上がれば、準々決勝では世界2位と6位、7位が競い合う激戦D組の1位か2位とぶつかる。「オグシオ」だった北京ではベスト8で敗退。悲願のメダルへの壁は高いが、潮田は「北京の悔しさは今回しか晴らせない」と気合十分だった。「ピンク」とは「なでしこ」の意味を持つと言われる。バドミントン発祥の地英国で、ヤマトナデシコがメダルへ突き進む。【近間康隆】

 [2012年7月25日8時51分 紙面から]



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