「国旗が見える位置で走りたかった」
<ロンドン五輪:陸上>◇3日(日本時間4日)◇女子1万メートル決勝
新谷仁美(24=ユニバーサルエンターテインメント)が、日本歴代3位の30分59秒19をマークしながら9位となり、惜しくも入賞を逃した。序盤から福士加代子(30=ワコール)、吉川美香(27=パナソニック)と積極的に飛び出し、3900メートルまでは日本人3選手が主導権を握った。新谷のコメント。
「後ろでちょこちょこ走るより、せっかくこの世界に立てるなら、国旗が見える位置で走りたかった。12、3分でしたけど、日本が主導権を握れました」
【写真】女子1万メートル決勝。自己ベストで9位の新谷は笑顔でVサイン(撮影・田崎高広)