「これからの人生が僕の価値になる」
<ロンドン五輪:ボクシング>◇11日◇男子ミドル級決勝
村田諒太(26=東洋大職)がエスキバ・ファルカン(ブラジル)を14-13で破り、64年東京五輪の桜井孝雄以来48年ぶりとなる金メダルを獲得した。
歴史的な栄光が頭上に輝いた。それでも村田は浮き足立つことなく、将来あるべき姿をしっかりと見据えた。
「金メダルは狙っていた。夢じゃなく、目標だった。ただ、これが僕の価値じゃない。これからの人生が僕の価値になるので、恥ずかしくないように生きていく」
【写真】金メダルを手に笑顔を見せる村田諒太(共同)