射撃松田メダル1号に照準「結果が大事」
ライフル射撃で、10年世界選手権2冠の松田知幸(36=神奈川県警)が日本選手団メダル第1号に照準をピタリだ。日本代表男女3人が26日、練習を公開。松田は27日の開会式不参加を決め、28日の10メートルエア・ピストルで、メダル1号を目指す。「(不参加は)とても残念。でも結果が大事だから」。この日は約50発を撃ち、数発を外したが「理由も分かっているので心配はない」と手応えは十分だ。組み合わせ抽選も行われ、左端から2番目の位置を引き当てた。「端だけど、横にずらっといなくて集中できる」。08年北京五輪は、銃の故障という不運で8位に終わった。「4年前より成長した姿を見せたい」。メダルへの準備は万端だ。