宮間、準決仏戦「最後まで走り抜きます」
フランス戦前日練習を終え、傘を差して引き揚げる大野(右)と宮間(撮影・松本俊)
なでしこジャパンは5日、ロンドン五輪準決勝フランス戦(6日、ウェンブリー)に備え、前日練習を行った。前日4日夕方にロンドン入り後、初練習。市内のグラウンドで約1時間半、冒頭15分以外は非公開で攻守の連係確認などを行った。MF沢穂希(33=INAC神戸)は「4年前、北京でメダルを持ち帰れなかった悔しさを知っているので、あんな思いはもう嫌。勝利のために攻守に良いプレーをしたい」と必勝を誓った。主将の宮間あや(27=岡山湯郷)も「ブラジル戦で良い試合ができたことは選手の自信につながっている。フランス戦も最後まで走り抜けます。走り抜きます!」と力強く決意した。勝てば、日本女子サッカー界悲願のメダル獲得が決定する。