岩渕涙「次は絶対に金メダル」/サッカー
後半、シュートを放つ岩渕(共同)
<ロンドン五輪・サッカー:日本1-2米国>◇9日(日本時間10日)◇女子決勝
1-2の後半32分から交代出場したFW岩渕真奈(日テレ)は、その6分後に決定機を得た。相手ゴール前でボールを奪い、左から右隅を狙ってシュート。しかし、GKの好セーブに阻まれ「決めたかった。自分が決めていたら、試合も変わっていた」と試合後は涙があふれた。
今大会のチーム最年少、19歳の小柄なストライカーは「申し訳ない」と敗戦の責任を背負い込み、首に銀メダルをかけられても1人だけ笑顔になれなかった。「いい経験をしたので、次は絶対に金メダルを取らないといけない」と4年後の雪辱を誓った。