モロッコ戦はラマダンの追い風
男子五輪代表1次リーグ第2戦のモロッコ戦(29日)は、相手がラマダン中であることを最大限に生かす。チームは26日のスペイン戦前に、同じ会場で行われたモロッコ対ホンジュラスを後半の約15分間観戦。DF徳永悠平(28=東京)はモロッコの選手たちがラマダン中であることについて「相手を疲れさせるように、皆で対策を話し合って考えたい」と話した。日の出から夕方まで何も食べていない相手に対し、ボール回しで走らせることで、早めに疲れさせるプランだ。モロッコのピム監督は初戦の試合後「ラマダンの時期に90分間試合をすることは難しい」と明かしたが、日本戦は初戦よりも試合開始が5時間遅い午後5時。日本にとっては大きな追い風となりそうだ。