韓国側が主張 竹島メッセージは観客から
ロンドン五輪サッカー男子の3位決定戦、日本-韓国の試合後に韓国の朴鍾佑選手が竹島(韓国名・独島)領有を主張するメッセージを掲げた問題で、この紙は観客からたまたま同選手に手渡されたものだった。韓国の聯合ニュースが12日、韓国サッカー協会関係者の話として伝えた。この関係者は、韓国語で「独島は我々の領土」と書かれた紙を手にした同選手の行為に気づき、ただちにやめさせたがすでに写真を撮影された後だったとしている。その上で「事前に準備したセレモニーでは絶対にない」と偶発的な行動だったことを強調した。同選手は問題の調査を開始した国際オリンピック委員会(IOC)の要請で11日の表彰式に出席せず、その後チームとともに帰国の途に就いた。洪明甫監督はチームとして選手を処分する考えのないことを明らかにした。