重量挙げ女子４８キロ級銀で、同競技の日本女子初メダリストとなった三宅宏実（２６＝いちご）が３日、同級６位で入賞した水落穂南（１９＝平成国際大）とともに帰国した。成田空港で所属する会社や母校・法大の学生や関係者、ファンら約３４０人の出迎えを受け、空港内で会見。６８年メキシコシティ大会銅の父義行さんとともに銀メダルを披露した三宅は「ようやく、皆さんにいいご報告ができてうれしいです。家族やコーチ、サポートしてくださった方々に支えられていたことを実感してます」と笑顔で振り返った。今後は関係各所へのあいさつ回りをしながら、しばらく休養する。

　埼玉栄高で三宅の後輩にあたる水落も「初めての五輪でしたが、入賞することができてうれしいです。三宅さんは高校の先輩で、こうして（会見で）隣に座ることができて光栄です。次はさらに上の記録を出せるように頑張りたい」とさらなる飛躍を誓った。