スタート台のランプ点灯で順位わかります

　ロンドン五輪の公式計時を請け負うオメガは２５日、競泳で３位までが瞬時にわかるスタート台を、世界選手権も含めて初めて使用すると発表した。新しいスタート台は、それぞれ両側にランプが３つずつ取り付けてあり、選手がゴール板にタッチすると１位の選手は１個、２位は２個、３位は３個が赤く点灯する。

　観客が一目で順位を把握できるようにするのが狙い。計時責任者は「特に接戦になる５０メートル自由形などはレースを見ていても勝敗が分かりにくい。観客が電光掲示板を見なくても、すぐに順位が分かるようにした」と説明。日本水連の泉正文専務理事も「分かりやすくなっていいと思う」と歓迎した。

　［2012年7月25日20時31分］