サオリン「まだチャンスある」／バレー

＜ロンドン五輪・バレーボール：日本０－３ブラジル＞◇９日（日本時間１０日）◇女子準決勝

　世界ランク５位の日本が同２位で前回優勝のブラジルに敗れ３位決定戦へ回った。

真鍋政義監督のコメント。

　「非常に悔しい。ブラジルの集中力が今までの試合とは違った。あれだけサーブレシーブをきっちりセッターに返されると、試合にならない。向こうはブロックも素晴らしかった」。

　木村沙織のコメント。

　「サーブで崩し切れなかった。このメンバーであと１試合できる。まだメダルのチャンスはある。悔いが残らないようにしたい」。

　竹下佳江のコメント。

　「サーブが良くなかった。相手の高さをどうかわすかを考えていたが工夫次第ではもっと点が取れたと思う。韓国戦は今までやってきたことを出し切れるよう頑張る」。

　大友愛のコメント。

　「相手のブロックは高かった。手本になるようなブロックだった。韓国戦は金軟景以外の選手を自由にさせないことが大事」。

　荒木絵里香のコメント。

　「ブラジルの勢いに最初から最後まで押されてしまった。本当に悔しいゲーム。３位決定戦に勝ってメダルを取って帰れるように頑張りたい」。

　新鍋理沙のコメント。

　「（準々決勝の）中国戦みたいな攻める気持ちが足りなくて中途半端なプレーになってしまった。簡単に攻められて相手のペースで試合を進められた。次は悔いの残らないよう絶対に勝ちたい」。

　江畑幸子のコメント。

　「ブラジルのブロックは今までの相手とは全然違った。読まれていたというのもあると思う」。

　［2012年8月10日7時17分］