バド銀の藤井24歳誕生日は「最高の一日」
バドミントン女子ダブルスで銀メダルを獲得し、同競技で日本勢史上初の表彰台に立った藤井瑞希、垣岩令佳組(ルネサス)が決勝から一夜明けた5日、ロンドン市内のジャパンハウスで記者会見し、この日が24歳の誕生日の藤井は「いろんな人からお祝いされて、忘れられない最高の一日になった」と喜びをかみしめた。
前夜はテレビ出演などであまり眠れなかったという。母親から「最高の親孝行でした」とのメールを受け取った垣岩は「支えてくれた人に感謝したい。悔いなく楽しくプレーできた」と、すがすがしい表情だった。
銀メダル獲得で日本オリンピック委員会(JOC)からは1人200万円、日本バドミントン協会からはペアに500万円の報奨金が支払われる。使い道について、藤井は「精神的に追い込まれた時に突然、旅行に行くので、そのために、ためておきたい」と笑って答え、垣岩は「乗っている車にガタがきているので買い替えたい」と話した。