サッカー女子日本代表 銀メダル
「なでしこジャパン」はサッカー日本女子代表チームの愛称。2004年にアテネ五輪出場を決め、注目度が高まっていた女子の人気定着を狙った日本サッカー協会が愛称を一般公募した。約2700件の応募の中から当時の川淵三郎会長(現名誉会長)らが選考し、決定した。日本女性の芯の強さや、ひたむきさがチームに宿るようにとの願いが込められている。
2011年の女子W杯決勝では、強豪米国をPK戦の末に破り、日本代表としては、男女、年齢別代表を通じて初のFIFA主催世界大会優勝という快挙を成し遂げた。沢穂希が得点王とMVPを受賞。決勝戦の視聴率は早朝の時間帯ながら関東地区平均21.8%、瞬間最高27.7%を記録した。東日本大震災からの復興を目指す日本、国民へ勇気と明るい話題を与えたとして、国民栄誉賞も授与された。
五輪には過去3回出場。最高成績は前回北京の4位。今大会は悲願のメダル獲得を目指す。指揮を執るのは佐々木則夫監督。