フジカキ「うれしさいっぱい」笑顔の帰国
銀メダルを手に笑顔を見せる藤井(左)と垣岩(撮影・高田文太)
バドミントンで日本勢初の五輪メダルとなる銀メダルを獲得した女子ダブルスの藤井瑞希(24)と垣岩令佳(23=ともにルネサス)が7日、ロンドンから成田空港に笑顔で帰国した。藤井選手は「メダルを初めて日本に持って帰れてうれしさでいっぱい」と話し、2人は「早く(地元の)熊本に帰りたい」と口をそろえた。
藤井選手は「友達が『テレビですごいよ』と連絡をくれたり、ツイッター(短文投稿サイト)のフォロワー(読者)が一気に増えたりした」と、メダルの影響を実感したという。
男子シングルスで5位に入った佐々木翔選手(30トナミ運輸)は「出し切って、何をする気も起きない。自分が空っぽ」と疲れた表情だった。藤井選手と垣岩選手のペアは9月にヨネックス・オープン・ジャパンに出場する。