12日目終了 日本のメダルは29個/五輪
<ロンドン五輪>◇12日目◇7日
サッカー男子(原則23歳以下)準決勝で日本はメキシコに1-3で逆転負けし、なでしこジャパンに続く初の決勝進出はならなかった。10日午後7時45分(日本時間11日午前3時45分)からの3位決定戦で、1968年メキシコ大会以来44年ぶりの銅メダルを懸け、韓国とぶつかる。
日本は前半12分に大津祐樹(ボルシアMG)が先制したが、同31分に同点とされ、後半20分には勝ち越しを許した。反撃も及ばず、後半ロスタイムにも失点した。準決勝もう1試合は、前回大会銅メダルのブラジルが韓国に3-0で勝った。
卓球女子団体の日本は決勝で強豪中国に0-3で敗れ、卓球で初めて獲得したメダルの色は「銀」となった。福原愛(23=ANA)、石川佳純(19=全農)がシングルスを落とすと、平野早矢香(27=ミキハウス)と石川のペアで挑んだダブルスも敗れた。12日目を終えて日本のメダルは「色」が未確定のサッカー女子などを除き、金2、銀13、銅14の29個となった。
バレーボール女子で24年ぶりに4強入りした日本が、84年ロサンゼルス大会以来28年ぶりのメダル獲得を懸ける準決勝の相手は、2連覇を狙うブラジルに決まった。
シンクロナイズドスイミングでデュエットの乾友紀子、小林千紗組(井村シンクロク)は5位に終わり、84年ロサンゼルス大会でシンクロが採用されて以来、日本は初めてこの種目でメダルを逃した。