石原知事、室伏当選無効に「反論すべき」
東京都の石原慎太郎知事は17日の記者会見で、国際オリンピック委員会(IOC)選手委員の選挙で陸上男子ハンマー投げの室伏広治(ミズノ)の当選が無効となった問題について「これは当然、反論すべきでしょう」と話した。
選手委員はIOC委員にも就任するため、2020年東京五輪招致の「顔」になるとの期待も高かった。同日、招致委員会の水野正人専務理事から報告を受けた石原知事は「素晴らしい選手がこれから先、IOCなんかの理事として活躍していくことを熱願する」と述べ、スポーツ仲裁裁判所(CAS)などへの提訴にも理解を示した。