大儀見ママでリオ?悩む子作り
なでしこジャパンのエースFW大儀見優季(25=ポツダム)が複雑な乙女心をのぞかせた。11日、銀メダルを手にチームとともに帰国後、「30歳までに子供が欲しいというのはあるんです。でも、タイミングとか、いろいろありますからねえ…」と吐露した。
ロンドン五輪では主軸として3得点をマーク。9日の決勝米国戦でもゴールを奪い、エースの実力を披露した。今大会にかける上で昨年7月に結婚した夫浩介氏の存在は欠かせない。「普通の主婦のようなことをしたい」と話すだけに、当然子作りも視野に入れる。
ただ、そこはなでしこジャパンの今後の命運を握る点取り屋。14年のアジア大会、15年のW杯カナダ大会、そして16年には悲願の金メダル獲得を目指すリオデジャネイロ五輪が待ち受ける。11年W杯ドイツ大会で「永里で金」。今回の五輪では「大儀見で銀」。順調に「ママで金」といけるかどうかは微妙なところだ。
「子供を産んでからもサッカーをやりたいと思うんです」。なでしこジャパンには伊賀MF宮本が05年に出産後、「ママさん」として07年W杯に出場した前例がある。大儀見がそれに続くかどうかは神のみぞ知る?【菅家大輔】