入江「いける」決勝へ手応え/競泳
2位で決勝に進んだ米国のロクテ(手前)に声をかける入江陵介(共同)
<ロンドン五輪:競泳>◇1日(日本時間2日)◇男子200メートル背泳ぎ準決勝
決勝への準備は整った。男子200メートル背泳ぎで金メダルを狙う入江陵介(22=イトマン東進)は準決勝1組でロクテ(米国)の隣のコースを泳ぎ「距離感も分かったし、相手を意識しつつ自分の泳ぎに集中できた」と手応えを口にした。
序盤で先行されるのは織り込み済み。後半に持ち味のスムーズな泳ぎで相手に迫り、150メートルでぴたりと並んだ。ターン後のバサロキックで再び差をつけられたが、最後はじわりを追い上げてゴール。決勝も同じ展開が予想されるが「きょうの感じならいけると思った」とラストでの逆転に自信を見せた。