アーチェリー早川「やり切った感じ」
アーチェリー女子団体で銅メダルを獲得した早川漣(24=長崎・佐世保商高職)、蟹江美貴(23=ミキハウス)、川中香緒里(21=近大)の3人が3日、ロンドン市内のジャパンハウスで記者会見し、エースの早川は「やり切った感じ。お世話になった人にうれしい報告ができてよかった」と穏やかな表情で話した。
アーチェリーの団体では男女を通じ初のメダルに、蟹江は「直後は信じられない気持ちだったが、5日たってようやく実感が湧いてきた」と言い、川中も「メダルをかけてみたら、テレビでよく言うように本当に重たかった」とあらためて喜びを示した。
試合中は「笑って帰ろう」と励まし合い、笑って「帰る」にちなんで3人とも蟹江の母親が作った「カエル」のマスコットをつけていたエピソードも明かした。韓国出身の早川は「日本ではアーチェリーが韓国に比べてまだ盛んではない。小中学生を引っ張って五輪を目指させたい」と将来の夢を語った。