渡辺は11位「弱かったと痛感」/自転車
<ロンドン五輪:自転車>◇7日(日本時間8日)◇男子ケイリン
渡辺一成(28=日本競輪選手会)は準決勝の2組で6着に終わり、回った7~12位決定戦で11位。08年北京五輪のトラック3冠、ホイ(英国)が、チームスプリントに続く今大会2つ目の金メダルを獲得した。
男子ケイリンで11位に終わった渡辺は、「自分が弱かったと痛感した。まだまだ世界でメダルを争う位置には来てなかった」と、視線を宙にさまよわせた。7~12位決定戦は「いつもより体が重かった。反応しなかった」と、5番目にゴールした。東日本大震災の被災地・福島県双葉町の人たちの期待を背負い、鍛錬してきたが、成果は出し切れず「地元の方々の期待に沿えなくて本当に申し訳ない」と肩を落としてロンドンのバンクを後にした。