中川真依、決勝進出ならず/飛び込み
女子高飛び込み準決勝で演技する中川(撮影・PNP)
<ロンドン五輪:飛び込み>◇9日◇女子高飛び込み準決勝
予選を8位で突破した中川真依(25=金沢学院大大学院)は、260・05点で最下位の18位となり、上位12人による決勝進出を逃した。午後に行われた決勝では、陳若琳(中国)が422・30点で圧勝。シンクロ高飛び込みと合わせ、五輪2大会連続2冠に輝いた。
この日は本来の力を発揮できず、1回目から4度の飛び込みはいずれも40点台と不振を極めた。回転が安定せず、入水で大きな水しぶきが上がった。この五輪最後の5度目のジャンプでは、本来の演技を見せ、ほとんどしぶきが上がらない美しい入水を披露。75・20点を記録して意地を見せた。
中川の話「1本目(の演技)で台に足をぶつけてしまって焦った。あんな演技になって体が硬くなった。そこが悔しい。気持ちはポジティブで集中もできていたが、やっぱり勝負の世界は難しいなと思った」。