穴井隆将 (日本) |
● | 一本勝ち |
○ | ルカシュ・クルパレク (チェコ) |
穴井は、2回戦でクルパレクに、一本負けした。
試合開始直後から、ペースは穴井だった。しっかりと組み手をとり、足技を出しながら攻めていく。ポイントにはならなかったが、26秒には足払い、1分51秒には小内刈で、相手を倒した。
しかし、2分20秒すぎにクルパレクが巴投げで寝技に引き込むと流れが一気に変わる。21歳の若いクルパレクは、強引に帯を持ちながら穴井を回転させると、崩れ横四方固めに。これが完璧に入り、押さえ込み25秒。穴井の初五輪は、2回戦で終わった。
穴井隆将 (日本) |
○ | 優勢勝ち |
● | ジェームズ・オースティン (英国) |
10年世界選手権金メダルの穴井が、オースティンを下した。
地元のオースティンに大歓声が集まる中、序盤は組み手争いとなった。1分42秒に、技の出ない穴井に指導が入ったが、その後は完全に穴井のペース。組み手でも優位に立ち、足技を出し、2分12秒、3分7秒と技の出ないオースティンに指導で、穴井に「有効」ポイントが入る。
4分過ぎには、腰車、小内刈で投げるがポイントは奪えず。防戦一方のオースティンは4分39秒に3度目の指導で「技あり」に。最後まで、攻め続けた穴井が優勢勝ちで2回戦に進んだ。