海老沼匡 (日本) |
○ | 一本勝ち(延長) 2分2秒 |
● | ザグロドニク (ポーランド) |
海老沼が延長で一本勝ちした。
2分16秒に背負いで技ありを奪った海老沼だが、3分50秒に背負いで投げられる。主審は「一本」を指示したが、ジュリーの指示で技ありに変更。ぎりぎりで生き残り、延長へ突入した。
延長に入って海老沼は左組み手を積極的に取りにいく。最後は帯をしっかりと握り、延長2分2秒に豪快に大腰で一本を奪い、銅メダルを獲得した。
海老沼匡 (日本) |
● | 一本勝ち 2分11秒 |
○ | シャブダトゥアシビリ (グルジア) |
海老沼は、準決勝で20歳の新鋭シャブダトゥアシビリ(グリジア)に敗れ、3位決定戦にまわった。
海老沼は、左組み手を狙い、積極的に攻撃を仕掛けた。優勢に試合を進めたかに見えたが、2分過ぎに、シャブダトゥアシビリに奥襟をつかまれる。必死に組み手を切りにかかるが、逆に帯をがっちりと取られ、隅落としで一本負けを喫した。
海老沼匡 (日本) |
○ | 判定勝ち(延長) |
● | チョ・ジュンホ (韓国) |
海老沼が判定で、チョ・ジュンホ(韓国)を下し、準決勝に進出した。
互いに指導1のまま、3分間の延長へ。延長1分22秒、海老沼が小内刈で倒し、有効を奪ったかに見えたが、VTRチェックで判定が取り消され、試合再開。旗判定となった。
「白」の海老沼有利と思われたが、なんと「青」3本でチェの勝利が告げられると場内からは大ブーイング。さらにジュリーが審判3人を呼び、前代未聞の“再”旗判定。「白」3本で、海老沼の勝利となった。後味の悪い結果となったが、畳を下りるチェにも大きな拍手が送られた。
海老沼匡 (日本) |
○ | 優勢勝ち(延長) 2分2秒 |
● | セルゲイ・リム (カザフスタン) |
海老沼が、リム(カザフスタン)を下した。
海老沼が積極的に仕掛け、何度も背負いに行くが、ポイントは奪えない。2分5秒に、リムに指導が与えられたが、ポイント差はなく延長戦へ。
延長でも海老沼が攻め続け、延長2分2秒、右一本背負いで技ありを奪い、準々決勝へ進出した。
海老沼匡 (日本) |
○ | 一本勝ち 2分53秒 |
● | メフネドビッチ (カナダ) |
海老原が一本勝ちで、3回戦に進出した。
開始直後は、組み手争いに苦戦したが、1分30秒にしっかりと組んでから腰車で有効を奪うと一気に攻勢にでる。2分6秒に背負い投げで技ありを奪うと、最後は、内股を決め2分53秒で一本を奪った。
左組み手を握った後の海老沼の強さが光った一戦だった。