西山将士 (日本) |
○ | 判定勝ち(延長) |
● | キリル・デニソフ (ロシア) |
西山が、延長判定でデニソフ(ロシア)を下し、銅メダルを獲得した。
敗者復活戦に続き、僅差の判定となった。西山は、苦しい組み手ながら、足技を出し続け、前に出て行く姿勢を崩さなかった。3分17秒、デニソフに指導。本戦、延長ともに明確なポイントは取れなかったが、攻め続けた西山が、接戦を制した。
西山将士 (日本) |
○ | 判定勝ち(延長) |
● | ディルショド・チョリエフ (ウズベキスタン) |
西山が、判定でチョリエフを下し、3位決定戦に進んだ。
本戦、延長とも組み手争いに終始し、僅差の判定となった。両者ともに指導1で迎えた3分24秒、チョリエフに2つめの指導で、西山が「有効」ポイントを奪った。その後も、組み手争いのまま技が出ず、終了間際の4分59秒に西山にも指導で、ポイントが並び延長戦へ。
延長戦も互いに技がでないまま旗判定となったが、前に出た西山の動きが評価され3-0で敗者復活戦を勝ち上がった。
西山将士 (日本) |
● | 優勢勝ち |
○ | 宋大男 (韓国) |
西山は、宋に敗れ、敗者復活戦にまわった。
序盤から激しい組み手争いで技が出ず、1分38秒に両者に指導。この直後から両者が激しく動き始めた。先手を奪ったのは宋。2分2秒、左の背負いで「有効」、さらに2分41秒にも背負いで「技あり」を奪い、ポイントをリードした。
追い込まれた西山は4分28秒、大外刈で宋を投げきり、逆転の「一本」と思われたが、審判が取り消し「技あり」に。ラスト30秒、必死に攻めたがポイントを奪えず。優勢負けとなった。
西山将士 (日本) |
○ | 優勢勝ち |
● | ティムール・ボラト (カザフスタン) |
西山が、世界ランク27位のボラトを下し、準々決勝に進んだ。
西山は、左袖を絞られ、なかなか組み手が取れない。しかし、優位な組み手を取れば、すぐに技を出す流れでリズムを作る。1分46秒に、大外刈で「有効」も取り消しに。この後も西山は攻める姿勢を崩さずに、2分5秒に、奥襟をとった相手が前に出るタイミングに合わせて、ささえつり込み足で「有効」を奪った。
4分10秒、4分50秒と連続して小内刈で倒すが、追加ポイントは奪えなかった。効果的な攻めを見せた西山が、優勢勝ちした。
西山将士 (日本) |
○ | 優勢勝ち |
● | チンギス・マメドフ (キルギスタン) |
西山将士(27=新日鉄)が、優勢勝ちでマメドフを下した。
西山は、開始直後から左組み手をしっかり取り、間合いを取りながら優位に試合を進めた。3分31秒に、しっかちとした組み手から体落とし、足払いの連続から最後は、はらい腰でマメドフを倒し「技あり」。さらに攻め続け、3分53秒には、ささえつり込み足で「有効」を奪い、優勢勝ちした。
緊張する初戦だが、組み手で優位に立ち、連続して技を出す積極性が目立った。