福見友子 (日本) |
● | 一本勝ち(延長) 50秒 |
○ | チェルノビチュキー (ハンガリー) |
福見が、ゴールデンスコア方式の延長で一本負け、メダル獲得はならず5位に終わった。
両者「指導」1つのまま本戦を終了し、延長へ突入。両者ががっちりと組み合った延長50秒、右足を絡めたチェルノビチュキーの小外刈で、福見は背中から倒れ、一本負けとなった。
インタビューに応じた福見だが、涙をこらえながら「これがオリンピックです。金メダル取りたかった」と語るのが精一杯だった。
福見友子 (日本) |
● | 優勢勝ち |
○ | ドミトル (ルーマニア) |
福見が準決勝で敗れた。
開始わずか32秒で、極端な防御で「指導」を受けた。これでリズムが崩れたのか、1分35秒に利き手が甘いまま背負いにいくが、大外刈で返され「技あり」を奪われる。その後は、攻めに出るが、ポイントは奪えない。残り10秒で、攻めないドミトルに「指導」も、そのまま試合終了。日本人金メダル1号が期待されたが、惜しくも3位決定戦に進むことになった。
福見友子 (日本) |
○ | 優勢勝ち(延長) |
● | パレート (アルゼンチン) |
福見がゴールデンスコアの延長で、北京五輪銅メダリストのパレートを下し、準決勝進出を決めた。
福見が投げ技から寝技と開始直後から攻め続ける。3分22秒には、技の出ないパレートに指導も、お互いにポイントなく、延長に。福見は、小内刈から寝技に持ち込んだところで、審判が「待て」の指示。防戦一方のパレートに再び指導。有効ポイントで優勢勝ちした。
福見友子 (日本) |
○ | 一本勝ち 3分2秒 |
● | エドワーズ (英国) |
福見が合わせ技で一本勝ちし、3回戦に進出した。
2試合目の福見は、1回戦と比較しても動きが軽快で、開始直後から積極的に攻めに出る。投げ技から寝技の連続攻撃で主導権を握る。2分20秒過ぎには、寝技で攻めるが待て。続く2分31秒に巴投げで技ありを奪うと、そのまま寝技に移行、縦四方固にがっちりと極め、20秒。合わせ技一本で、地元のエドワーズに快勝した。
福見友子 (日本) |
○ | 一本勝ち(延長) 32秒 |
● | ブランコ (スペイン) |
福見がゴールデンスコア方式の延長で、1本勝ちした。
2分40秒に指導を受けるなど、ブランコは福見の攻めに防戦気味。延長に入ると福見が、一気に攻め、寝技で肩を極める腰絞めで1本勝ち。順当に2回戦に進出した。