松本薫 (日本) |
○ | 反則勝ち |
● | コリナ・カプリイオリウ (ルーマニア) |
松本が、決勝でカプリイオリウを下した。
互いにポイントがなく、延長に入った。延長開始17秒、攻めに行く松本の足の内側から刈る危険な行為をカプリイオリウが犯す。審判が集まり、協議。反則を宣言し、松本の金メダルが決まった。
1回戦から攻め続けた松本が、見事に金メダルを獲得した。
松本薫 (日本) |
○ | 優勢勝ち(延長) 44秒 |
● | オトーヌ・パヴィア (フランス) |
松本が、オトーヌ・パヴィア(フランス)を下し、決勝に進出した。
松本は、試合序盤から足技を出しながら、組み手を狙いに前に前に出て行く。パヴィアは、この勢いとパワーに圧倒され、体力を消耗。試合終盤には「待て」の指示の後、しばらく畳から立ち上がれないシーンが見られた。
延長に入っても、前に出る松本は、組み手が不十分ながらも強引に大外刈。44秒で有効を奪い、優勢勝ちした。
松本薫 (日本) |
○ | 優勢勝ち |
● | クインタバレ (イタリア) |
松本薫が、北京五輪金メダルのクインタバレを下し、準決勝へ進んだ。
松本は、身長差が10センチ以上ある相手に対しても積極的につり手を取り、攻め込んでいく。防戦一方となった五輪王者は、3分15秒に指導を受ける。松本はさらに攻め続け、4分18秒に小外刈で技ありを奪う。疲れが見えるクインタバレに対し、松本は最後まで仕掛け続け、優勢勝ちした。
松本薫 (日本) |
○ | 優勢勝ち |
● | ラシモア (アゼルバイジャン) |
松本が、優勢勝ちで準々決勝へ進んだ。
1回戦同様に、松本は開始直後から前に前に出て圧力をかけていく。2分40秒に小外刈で技ありを奪った後は、すかさず押さえ込みも2秒で場外。さらに3分30秒すぎには、内股で崩してから寝技を狙うが「待て」。得意の寝技で一本は奪えなかったが、最後まで攻め続け、優勢勝ちした。
松本薫 (日本) |
○ | 優勢勝ち |
● | ズキッチ (スロベニア) |
松本薫が、技ありのポイントを奪い、優勢勝ちで2回戦に進んだ。
松本は試合開始前から気合い十分の表情。開始直後から前に前に圧力をかけていく。1分45秒、大外刈で強引に倒してからの押さえ込みは6秒でとけたが、技の出ないズキッチに指導。3分59秒には、小外刈からの連続技で強引に背中から倒し、技ありを奪う。4分50秒に、ズキッチに2つめの指導。最後まで松本が攻め続け、初戦を圧倒した。