上野順恵 (日本) |
○ | 優勢勝ち |
● | ムンフザヤ・ツェデブスレン (モンゴル) |
上野が、ツェデブスレンを下した。
上野は、敗者復活戦同様にしっかりとした組み手から足技を中心に攻めていく。園田監督からも「技を出せ」の指示が飛び、前に前にと出て行く。受けにまわったツェデブスレンは、1分35秒、3分56秒と2回の指導を受け、上野に「有効」のポイントが入る。最後まで主導権を握り続けた上野が、そのまま優勢勝ち。敗者復活戦から勝ち上がり、銅メダルを獲得した。
上野順恵 (日本) |
○ | 優勢勝ち |
● | エリサベト・ベレブールトセ (オランダ) |
上野が、北京五輪銅メダルのベレブールトセを下した。
上野は、序盤から優位な組み手を取るが、技が出ない。試合会場横から園田監督も「組んでから早く」の指示を出す。両者ポイントがないまま、4分50秒すぎに、上野が動く。しっかりと組み手を取り、大内刈から朽木倒しの連続技。これで「有効」を奪うと試合終了のブザーが鳴り、優勢勝ち。3位決定戦に進んだ。
上野順恵 (日本) |
● | 優勢勝ち |
○ | チョン・ダウン (韓国) |
上野は、準々決勝でチョン・ダウン(韓国)に敗れた。
身長で11センチ大きいチョンのパワーの前に上野は苦戦。優位な組み手が取れず、技がでない。2分5秒に、上野に1回目の指導。その後も技が出ず、3分33秒に2回目の指導で、チョンに「有効」ポイントが入る。
後のない上野は、攻めに出る。体落としを狙うが、これを返され、上野の背中が畳につき、4分20秒にチョンに2つ目の「有効」。相手の力強い組み手の前に、最後まで技がでず、優勢負けとなった。上野は、敗者復活戦で銅メダルを狙う。
上野順恵 (日本) |
○ | 優勢勝ち(延長) 16秒 |
● | ミスコビッチ (クロアチア) |
上野が、延長ゴールデンスコアを制し、3回戦に進んだ。
ミスコビッチは、右足に包帯を巻き、足を気にする素振りを見せながらも、強引に前に出る。上野は、しっかり組み手を取ってから投げを狙うが、決めきれずに延長へ。
ゴールデンスコアの延長開始直後に、上野がしっかりとつり手を取ってから、体落としで態勢を崩す。そのまま相手の泣き込むように投げきり「有効」を奪い、優勢勝ちした。
上野順恵 (日本) |
○ | 一本勝ち 1分21秒 |
● | ガリマ・チョーダリー (インド) |
上野が、わずか81秒で快勝、2回戦に進んだ。
上野は、開始直後から組み手で優位に立ち、投げて態勢を崩しから寝技を狙う。50秒過ぎに、背負い投げで崩すと、帯をしっかりと握って強引に裏返し、崩れけさ固めで一本勝ちした。