田知本遥 (日本) |
● | 優勢勝ち |
○ | エディト・ボス (オランダ) |
田知本は、ボスに敗れ、3位決定戦進出はならなかった。
田知本は、痛めた左肘をテーピングで固め、敗者復活戦に臨んだ。183センチとボスは長身で、身長差は17センチ。リーチ差も大きく、田知本は組んで足技を狙うが、相手を崩せない。1分27秒に消極的な攻めで、田知本に指導。さらに3分15秒に、組み手争いの中で、極端な防御姿勢を取り、両者に指導となり、指導2でボスに「有効」ポイントが入った。
後のない田知本は、最後まで攻めるがポイントは奪えず。優勢負けとなった。
田知本遥 (日本) |
● | 判定勝ち(延長) |
○ | 陳飛 (中国) |
田知本が、陳に判定で敗れ、敗者決定戦にまわった。
田知本は、開始58秒に、2分21秒と得意の大外刈で「有効」を奪い、ポイントをリードした。しかし、3分過ぎの攻防で左肘を痛めると流れは陳へ。組み手に力が入らない田知本は、4分5秒に背負い、4分40秒には腰車で「有効」を奪われた。副審1人は「技あり」を指示も判定は変わらず。両者が有効2で並び、延長戦へ突入した。
延長でも、最後まで攻め続けた田知本だが、ポイントは奪えず。惜しくも0-3の判定で敗れた。
田知本遥 (日本) |
○ | 判定勝ち(延長) |
● | コルテス・アルダマ (キューバ) |
田知本が、延長の末、旗判定3-0でコルテスを下した。
田知本は、最後まで攻め続けた。昨年の世界選手権では、コルテスに指導2つの優勢負けを喫しており、その対策から攻めの意識を徹底していた。右組み手を取ると、大内刈、小内刈と足技を出していくが、ポイントは奪えずに延長戦に入った。
延長に入っても田知本の攻める姿勢は変わらず。1分29秒に、コルテスにかけ逃げで指導が入る。その後も足技を中心に攻め続け、試合終了。旗判定となったが、「白」3本で田知本が判定勝ちした。