杉本美香 (日本) |
● | 判定勝ち(延長) |
○ | オルティス (キューバ) |
杉本は、決勝でオルティス(キューバ)に判定で敗れた。
杉本、オルティスともに、組み手をとってから足技を狙う展開。決勝戦のためか、慎重な動きで技がでず、3分42秒に、杉本にのみ指導。その後も大きな動きなく延長戦へ入った。
延長では、やや疲れの見えた杉本に対して、オルティスが足技を出すシーンが目立つ程度で、互いにポイントなく旗判定に。「白」3本でオルティスが判定勝ちで、金メダルを獲得した。
杉本美香 (日本) |
○ | 優勢勝ち |
● | カリーナ・ブライアント (英国) |
杉本が、準決勝で地元のブライアント(英国)を下した。
完全アウェー状態だが、杉本は組み手争いでも先手をとり、足技で相手を崩す。身長差18センチながら積極的に仕掛け、3分に大外、3分25秒には小外で相手を倒すがポイントは奪えず。3分30秒、技のでないブライアンに指導。さらに4分20秒、極端な防御姿勢で2回目の指導で、杉本に「有効」ポイントが入った。
追い込まれたブライアンが攻めに転じ、組み合わない杉本に4分45秒に指導も、そのまま試合終了。杉本が優勢勝ちで決勝に進出した。
杉本美香 (日本) |
○ | 一本勝ち 48秒 |
● | アルトマン (ブラジル) |
杉本が、一本勝ちで、アルトンマンを下した。
コーチから背中を張られ、2回戦以上に気合いの入った表情の杉本は、開始直後からしっかりと組み手をとり、前に出て行く。45秒過ぎに踏み込んで払い腰。相手が踏ん張ると、さらに体を預けるようにして連続の払い腰。見事に48秒で一本勝ちし、準決勝進出を決めた。
杉本美香 (日本) |
○ | 一本勝ち 51秒 |
● | ブランコ (ベネズエラ) |
杉本が、ブランコを下し、2回戦に進出した。
直前に男子の上川の敗戦を見届けた杉本は、大きな声を出してから試合に入った。開始直後から優位な組み手をとり、技を仕掛けていく。待ての後に、再び気合いを入れてから組んだ杉本は51秒、豪快に払い腰で投げ、一本勝ちした。