佳純が母校訪問「夢を持って楽しんで」
母校の平川小を訪れ、児童らに囲まれながら銀メダルを掲げる石川佳純(共同)
ロンドン五輪卓球女子団体で銀メダルを獲得した石川佳純は17日午前、母校の平川小(山口市)を訪問、児童約800人や地元の人々の祝福を受け「夢を持って、楽しんで頑張って」とメッセージを述べた。
同小の卒業文集に「将来の夢はオリンピックに出て、世界で活躍する選手になること」と書いていた石川。6年の岡部冴佳さんは「努力すれば夢はかなうんだと分かった。空手の習い事を、全国大会に出られるように頑張りたい」と目を輝かせた。
銀メダルを触らせてもらった3年の児童らは「重ーい」と大興奮。深夜の体育館に集まって試合を観戦したという児童らは「メダルをとった時の気持ちは」「心の支えになったのは」などと次々と質問を投げかけ、石川は「うれし過ぎて覚えていない」「皆の応援と、たくさん練習したという自信かな」と、後輩たちに笑顔で応じた。