国民栄誉賞なら…吉田「光栄嬉しい」

上村団長に団旗を返還する吉田(撮影・野上伸悟)
日本選手団解団式が14日、都内のホテルで行われた。選手188人ほか役員、関係者が出席。金メダリスト7人はじめ全メダリストの名前が読み上げられ、オリンピック特別賞と報奨金目録(金300万円、銀200万円、銅100万円)が授与された。吉田沙保里旗手(29=ALSOK)、村上主将、上村団長を経て、選手団旗が竹田JOC会長に返還された。
会見では、欠席の4人を除く72人のメダリストが出席し、応援への感謝を口にした。吉田は「国民栄誉賞がもらえたら」という問いに、少し戸惑いながらも「光栄なのでうれしいです」と答えた。今後の強化について、上村団長は「みすみす金メダルを落とす選手もいた。すべての競技にいえることだが、自分の判断で戦える選手を育てていくしかない」と話した。