フェアリー12年ぶり決勝進出/新体操
<ロンドン五輪:新体操>◇10日◇団体予選2日目
フェアリージャパンが00年シドニー五輪以来、12年ぶりの決勝進出を決めた。団体予選後半のリボン・フープの演技で、日本は26・300点で前日のボールと合わせ、総合53・025点で8位。上位8カ国が進出する決勝へ進んだ。予選の得点は持ち越さない。日本は最初にリボンがエリア外に出るミス。終盤では、リボンがからみ、リスクを回避するため、全員がとっさの判断で技を1つ抜いた。その冷静な判断が、12年ぶりの決勝進出につながった。主将の田中琴乃(20)は「ホッとした。決勝は笑顔で演技したい」。新強化体制として05年5月に発足したフェアリージャパン(日本ナショナル選抜団体チーム)になってからは、初の決勝進出。北京五輪は予選12位で決勝へは進めなかった。
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