内村帰国「すごく苦しい五輪だった」

笑顔なくメダルを見せる内村(撮影・神戸崇利)
ロンドン五輪体操男子代表の選手4人が10日、英国から成田空港に帰国した。銀メダルを獲得した団体決勝の跳馬で左足を骨折し、すでに帰国済みだった山室光史(23)を除く、田中和仁(27)、内村航平(23)、田中佑典(22)、加藤凌平(18)は、空港で出迎えたファン、関係者ら約500人に満面の笑みをみせた。
その後、都内のホテルに移動して行われた帰国会見では、内村は「今回はすごく楽しかった北京と違って、すごく苦しい五輪だった」と振り返った。個人総合では日本代表として28年ぶりの金メダルを獲得したが、団体での金メダルを逃した悔しさをあらわに、「4年後に向けて原動力に変えられたらいい」と話した。