ボルトはリオ出場の明言避ける
陸上のウサイン・ボルト(25=ジャマイカ)は2大会連続「3冠」から一夜明けた12日(日本時間13日)、16年リオデジャネイロ五輪について明言を避けた。「大きいことを言いたいけど、その時は30歳近いし、何とも分からない」。今は達成感でいっぱいのようで「やりたいことはやった。新しい目標を持たないと」と言い「若い選手も成長しているし」。4年後は、今大会100メートルと200メートルで銀メダルだったブレークがピークを迎えるはず、とした。コーチは400メートルに転向させたがっており、かつては走り幅跳びへの挑戦も示唆。背中の故障が不安材料の1つで、来年の世界陸上の結果を踏まえて、方向性を出すとみられる。