柔道福見が先陣「いい感じ」
柔道の男女代表14人が25日、ロンドン市内のマルチサポートハウスにある道場で練習した。女子でトップを切って28日に登場する48キロ級の福見友子(了徳寺学園職)は、一つ一つの技を確認する動きで汗を流し「いい感じできている。自分自身のやるべきことは変わらない」と金メダルへ自信をのぞかせた。
52キロ級で前回銅メダルの中村美里(三井住友海上)は「やり残したことはない。(4年前の)経験が大きい」と笑みを浮かべて話した。
男子では100キロ超級の上川大樹(京葉ガス)が「自分の柔道が変わってきた。新しい自分が出てきた感じだ。目標は優勝」と自信満々に話し、優勝候補筆頭のテディ・リネール(フランス)について「やってみたい」と強い意欲をうかがわせた。
右肘を痛めていた73キロ級の中矢力(ALSOK)は「全然問題ない。肘が壊れても優勝したい」と悲壮な決意を口にし、28日に先陣を切る60キロ級の平岡拓晃(了徳寺学園職)は「全てはここに合わせてきた。流れをつくりたい」と誓った。