海老沼公約果たした メダル持参で訪問
約束の地に戻ってきた。ロンドン五輪柔道女子57キロ級金メダリストの松本薫(24=フォーリーフジャパン)とともに東松島市を訪問した男子66キロ級銅メダリストの海老沼匡(22=パーク24)は昨年10月、同市で被災地の子供たちに柔道教室を開いた。当時はまだロンドン五輪の有力候補という立場だったが「メダルを持って、ここに帰ってくる」と宣言。見事に公約を果たした。15日は“教え子”たちに「あの時、僕も元気をもらった。(16年の)リオ五輪に向けて頑張る」と新たな目標を発表。ただ、当面の予定については「まだ決まってない」とだけ話した。