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コラム Nikkan Olympic Column
日本にいながらロンドン気分 ロンドンスペシャル 日本にいながらロンドン気分

 ロンドンに行きたーーーい。ロンドン五輪をナマで見たーーーい。でもそんなお金も暇もないというあなたは、日本にいながらロンドン気分!
 日本各地にあるロンドンを名乗るお店や、ロンドン気分が味わえる場所を紹介します。
 さらに「うちの近くにもロンドンがあるよ」「北海道にある ロンドンの○○は美味しいよ」といった日本にあるロンドンの情報をユーザーの皆さんから大募集します。
 昼間は日本のロンドンに行き、夜はテレビやネットでロンドン五輪観戦。これが今年の夏の正しい過ごし方(?)です。

パブ ロンドンコーリング

 ロックでない奴ぁロクデナシ! R&Eバンド怒髪天・増子直純(46)の言葉に影響され、ロックな日、6月9日に町田のパブ「ロンドンコーリング」を訪れた。

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 店主の工藤勝也さん(39)が「曲も好きだし、アルバムも1番好き」と話すロンドンのパンクバンド、ザ・クラッシュの3rdアルバム「ロンドンコーリング」が店名の由来。店内には200枚あるCDからセレクトされたザ・クラッシュや同じくロンドンで結成されたケルティックパンクバンド、ザ・ポーグスの曲がかかり、さながらロンドンのパブにいる気分を味わえる。

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 昔は自身もパンクバンドを組んでいたという工藤さんは2004年2月の同店オープン直前、ロンドンを1週間訪れ、毎夜ロンドンのパブ巡りをした。ロンドンの空気を吸い、お酒を飲んだ工藤さんは「建物はマネできないけど刺激は受けました。魅力的な街なので、もう1度ロンドンに行きたい」と話した。店内にはエリザベス女王の写真も飾られていた。

 お酒70種類、フードも入れると100種類近いメニューがある同店のおススメは樽生のギネスビール(1パイント870円)と、ロンドン名物フィッシュ&チップス(680円)。樽生のギネスをオーダーすると、クリーミーな泡とともにやってきましたギネス君。早速いただきます。

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 !! ん!んまい。

 ギネスは缶ビールでしかいただいたことがなく、生ビールのイメージは持っていなかったが、これはいい。クリーミーな苦味と、滑らかな喉ごしで「これが本当のギネス」という新しいギネス感を持つこと間違いなし。

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 ギネスを半分くらいいただいたころに出来上がったのがフィッシュ&チップス。魚のフライを手作りのタルタルソースにつけていただくと、!!! 2度目の驚きが。食べて笑顔が出る魚のフライは初めてのとびきりのおいしさでした。

 

 ずっと飲食関係で働いていた工藤さんがすべて手作りするフードはどれもアツアツで、お酒が進む。店名を冠したロンドンコーリングサンド(700円)もオススメで、食事もいただけるパブとしてかなり使えます。同店はイギリスは食事がまずいという定説を覆す、何を食べてもおいしい店だった。

 五輪の注目種目を聞くと「サッカーや陸上などオリンピックはやってると見ちゃう」と話した工藤さんは中学時代までサッカーをやっていたサッカー少年だった。サッカーの街町田にたたずむロンドンを感じるパブ「ロンドンコーリング」にはきょうもご機嫌な音楽にうまい酒と食事が待っている。

お店情報
【店名】 ロンドンコーリング(Machida Local Pub & Cafe London Calling)
【住所】 東京都町田市中町3-7-21
【最寄り駅】小田急線町田駅あるいはJR横浜線町田駅から徒歩15分
【行き方】小田急線町田駅北口~市役所方面~市役所の交差点を町田高校方面へ
【電話番号】 042-720-7997
【営業時間】 17時 ~2時(日曜・月祝日定休)
【工藤さんからひと言】 お気軽にご利用ください

 [2012年07月13日15時57分]



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