なでしこ五輪初メダル　松本銅／五輪

＜ロンドン五輪＞◇１１日目◇６日

　サッカー女子で準決勝に臨んだなでしこジャパンは、大儀見優季（ポツダム）と阪口夢穂（日テレ）が得点してフランスを２－１で破り、初の決勝に進出した。昨年の女子Ｗ杯で初優勝したなでしこジャパンは、五輪で初メダルとなる「銀」以上が確定。決勝では、Ｗ杯決勝で死闘を演じたライバル米国と対戦する。五輪３連覇を狙う米国は準決勝で、カナダに延長の末４－３で逆転勝ちした。

　レスリングの男子グレコローマンスタイル６０キロ級の松本隆太郎（群馬ヤクルト販売）は、３位決定戦でフォール勝ち。フリースタイルと合わせた男子の日本勢で出場した１５大会連続のメダルとなる「銅」を獲得した。

　ボクシング男子ミドル級で村田諒太（東洋大職）は準々決勝でトルコ選手を破り準決勝に進出、３位決定戦がないため、メダル獲得が決まった。

　陸上の女子２００メートル予選の福島千里（北海道ハイテクＡＣ）は３組７着に終わり、１００メートルに続いて予選敗退となった。同棒高跳びで世界記録保持者のエレーナ・イシンバエワ（ロシア）は３位で３連覇を逃した。

　バスケットボール男子は１次リーグが終わり、米プロリーグＮＢＡのスターをそろえた米国の準々決勝の相手は、オーストラリアに決まった。

　［2012年8月7日8時47分］