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バドミントン無気力試合で4組失格

 世界バドミントン連盟(BWF)は1日、ロンドン五輪の女子ダブルス1次リーグで無気力試合があったとして、ベスト8入りした中国、インドネシア各1組と韓国2組の計4ペアを失格処分にしたと発表した。

 記者会見したトーマス・ルンド事務局長は「選手にも競技にも、今回起きたことを非常に申し訳なく思う。重要なのは断固とした公正な態度で対処することだ」と説明した。

 失格したのは第1シードの王暁理、于洋組(中国)、メイリアナ・ジャウハリ、グレイシア・ポリー組(インドネシア)、第3シードの河貞恩、金■貞組、鄭景銀、金ハナ組(以上韓国)の各選手。8強進出が決まった同士で対戦した1次リーグ最終戦で、準々決勝以降の組み合わせを有利にしようと双方が安易な失点を繰り返すなど、わざと負けるようなプレーをした。

 1日の準々決勝は藤井瑞希選手、垣岩令佳選手組(ルネサス)などの4ペアに、1次リーグで敗退していたロシア、カナダ、オーストラリア、南アフリカの各組を繰り上げで加えて実施した。

 1次リーグは今大会で初めて導入された。同事務局長は「問題があるのは明らかで、真剣に対応する」と述べた。藤井選手と垣岩選手のペアもインド代表チームから無気力試合をしたと指摘されたが、BWFは調査する根拠がないとした。

※■は部首の「日ヘン」に文

 [2012年8月2日9時25分]



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