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わざとミス…7・31無気力試合内容

 世界バドミントン連盟(BWF)は1日、ロンドン五輪の女子ダブルス1次リーグで無気力試合があったとして、ベスト8入りした中国、インドネシア各1組と韓国2組の計4ペアを失格処分にしたと発表した。

 ◆無気力試合VTR 7月31日の1次リーグ最終戦で起きた。まずD組で世界ランク2位の中国ペアが1位進出を逃し、準決勝での同国対決を避けたいA組の王暁理・于洋の中国ペアが2位狙いに作戦変更。意図的なサービスミス、ラインオーバーを繰り返した。対戦した韓国も2ペアが勝ち残っており、両ペアはベスト8で対戦する可能性があったため、同じくミスで応酬する泥仕合。試合は25分足らずで終了し、最多ラリー数は4回だった。審判の「真面目にやれ」という忠告に従わず、スタンドから大ブーイングが起きた。試合は韓国が2-0(21-14、21-11)で1位進出。韓国のコーチは「先に仕掛けたのは相手の方」と非難し、于洋は「無駄なエネルギーを使う必要はない」と暗に敗退行為を認めた。続いてC組の韓国ペアとインドネシアのペアによる試合も、互いに安易な失点を繰り返す無気力プレーが続き、韓国が2-1(18-21、21-14、21-12)で勝った。

 [2012年8月3日8時15分 紙面から]



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