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コラム Nikkan Olympic Column
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 五輪の競技や出場選手の記録、データの持つ意味をより分かりやすく解説。

陸上男子100m金 米国27大会中16個

 陸上男子100メートルは1896年(明29)の第1回アテネ大会から実施されている。五輪の象徴であり、華の種目。金メダルは米国が断トツで、27大会で16個は6割近い。金を手にしたのは8カ国しかなく、2個以上となると4カ国だけ。2位は英国3個、ジャマイカは2個で3位カナダに並んだ。表彰台独占は戦前に米国が2度。ワンツー・フィニッシュは8度目だが、過去は米国しかいなかった。米国は銀13、銅9個と合計でも82個中38個と5割近い(第1回は銅が2人)。ジャマイカは7個で2位英国8個に肉薄。ボルトは2人目の連覇で200メートルと2冠もかかる。北京で9人目の達成を果たしたが、2大会連続となると史上初。まさに王国に風穴をあける稲妻だ。

 [2012年8月7日9時51分 紙面から]



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