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13日目終了 日本金メダルは4個/五輪

<ロンドン五輪>◇13日目◇8日

 レスリング女子で63キロ級の伊調馨(28=ALSOK)が日本の女子で全競技を通じて初の五輪3連覇を達成し、48キロ級で小原日登美(31=旧姓坂本、自衛隊)が初優勝、日本は2階級で金メダルを獲得した。日本選手団の「金」は、柔道女子57キロ級の松本薫(24=フォーリーフジャパン)、体操男子個人総合の内村航平(23=コナミ)と合わせ、4個となった。

 伊調は決勝で景瑞雪(中国)に圧勝した。日本勢の個人種目3連覇は、柔道男子60キロ級の野村忠宏(ミキハウス)に続き2人目。柔道女子48キロ級で前回北京までの5大会連続でメダルを獲得した谷亮子(旧姓田村)も、「金」は2000年シドニー、04年アテネの2大会連続止まりだった。9日にはレスリング女子55キロ級で、日本選手団旗手の吉田沙保里(ALSOK)が、伊調に続く3連覇を狙う。

 初出場の小原は、準決勝で北京大会を制したキャロル・ハイン(カナダ)、決勝では北京銅メダリストのマリア・スタドニク(アゼルバイジャン)を撃破。アテネ、北京と伊調の姉の千春が2大会連続「銀」だった48キロ級に、日本勢初の金メダルをもたらした。

 陸上の男子200メートル準決勝で、100メートルを制したウサイン・ボルト(ジャマイカ)が20秒18で決勝進出。男子やり投げ予選では英国人の父を持つディーン元気(早大)が決勝に進出し、09年世界選手権3位で日本選手団主将の村上幸史(スズキ浜松AC)は落選した。

 今大会の日本のメダルは金4、銀13、銅14の計31個となった。「色」が未確定のサッカー女子などを含めると、1大会最多のアテネ大会の37個に次ぐ34個。

 [2012年8月9日7時41分]



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