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メダル獲得数アテネに並ぶ37個に

 ロンドン五輪で日本が獲得したメダル数は、1大会最多だった2004年アテネ大会の37個に並んだ。8年前と比較すると“お家芸”の柔道で伸ばせなかったが、メダルを獲得した競技数は10から13となり、裾野が広がった印象だ。

 アテネ大会では、柔道が10個、競泳が8個と2本柱で約半数を稼いだ。特に柔道は男女8階級を制するなど、圧倒的な強さを誇った。

 今大会の柔道は男子で初の「金ゼロ」に陥るなど、アテネ大会に比べてメダル数は3つ少なく、男女14階級になって最少タイだった。ただ、同じく金がなかった競泳は、入江陵介(イトマン東進)、鈴木聡美(山梨学院大)が個人種目で2つずつを取り、戦後最多の11個と健闘した。

 団体競技・種目の活躍も光った。特に女子の頑張りが目立ち、サッカーの「なでしこジャパン」を筆頭に、卓球団体、バレーボール、アーチェリー団体で女子がメダルを奪った。フェンシング男子フルーレ団体も銀メダルに輝いた。

 重量挙げの三宅宏実(いちご)は日本女子で初、バドミントンのダブルスで藤井瑞希、垣岩令佳組(ルネサス)は日本勢で初めて、ボクシング男子でも44年ぶりなど、「初」「復活」のメダルも際立った。

 [2012年8月11日22時47分]



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