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予算通り!メダル報奨金1億4200万円

 日本オリンピック委員会(JOC)が、ロンドン五輪で史上最多38個のメダルを獲得した日本選手団に支給する報奨金の総額が1億4200万円となり、予算とほぼ同額だったことが15日、分かった。JOC関係者は「偶然の結果とはいえ、長い五輪の歴史で予算額にずばり的中したのは初めて」と話した。

 JOCは金に300万円、銀200万円、銅100万円を支給し、チーム種目でも選手1人ずつにこの金額を支払う。今回は目標に掲げた世界5位の金15~18個を想定して約1億4210万円の予算を組んだという。金は7個と目標に達しなかったが、サッカー女子「なでしこジャパン」の銀やバレーボール女子の銅などチーム競技の活躍で、総額は過去最高だった2004年アテネ五輪の1億5600万円に次いで2番目の額となった。

 個人の最高額は体操男子個人総合で金メダルに輝き、団体総合と種目別の床運動で銀メダルを獲得した内村航平選手(コナミ)の700万円。

 競技団体によっては独自の報奨金を設けており、日本陸連は男子ハンマー投げ3位の室伏広治選手(ミズノ)に400万円を、日本バドミントン協会は女子ダブルス銀メダルの藤井瑞希選手、垣岩令佳選手組(ルネサス)には500万円を支給する。金メダルのなかった競泳では、日本代表公式パートナーのGMOクリック証券が、銀300万円、銅100万円を贈る。

 [2012年8月15日19時4分]



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