黒須「近代5種をメジャーにしたい」
近代5種のロンドン五輪代表の男女3選手が13日、都内で会見し、意気込みを語った。
女子が採用されてから4大会目で初めて出場を決めたのは、山中詩乃(21=自衛隊)と黒須成美(20=東海東京証券)の2人。昨年5月に競技歴1年7カ月で五輪切符をつかんだ山中は「代表に決まってから1年間練習してきたことを、しっかり出したい」と決意。前回の北京五輪は惜しくも逃した黒須は「民間人から五輪に出場して、近代5種をメジャーにしてきたいとやってきた。ファーストステップとしてロンドンで全力を尽くしたい。良い形でつないで16年、20年五輪でメダル獲得できるように精進したい」と意気込んだ。
男子で初出場の富井慎一(31=自衛隊)も「少しでも多くの人に、近代5種という競技を分かってもらえるように頑張りたい」と訴えた。
近代5種は、フェンシング(エペ)水泳(200メートル自由形)馬術(障害飛越)の3種目で得点を争い、タイムに換算。最後の複合(3000メートル走+射撃)で上位順にスタートして順位を競う。男子は1912年ストックホルム五輪から、女子は2000年シドニー五輪から採用された。
[2012年7月13日15時31分]
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