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清水8強 負け→提訴→勝利/ボクシング

負けの判定に、不服そうな表情を見せる清水(後方)(共同)
負けの判定に、不服そうな表情を見せる清水(後方)(共同)

<ロンドン五輪:ボクシング>◇1日◇男子バンタム級2回戦

 清水聡(26=自衛隊)は判定負けとされながら提訴が認められて逆転勝利となり、5日の準々決勝に進出した。2回戦でマゴメド・アブドゥルハミドフ(アゼルバイジャン)と対戦し、1、2回にダウンを奪われた。しかし劣勢で迎えた3回に反撃を開始。敵がキャンバスにひざをつくなど、ダウンと認められるような状況が6度もあったが、いずれもレフェリーにカウントを取ってもらえなかった。

 当初はスコアも17-22で判定負けとなったが、即座に日本陣営は判定を不服として提訴した。提訴を受けた国際アマチュアボクシング連盟も3回に有効なパンチで3度はダウンがあったと認定し、清水のRSC勝ちに変更となった。日本代表の山根昌守チームリーダーは「正しい判断をしてくれたことに安心した」と話した。日本選手の8強入りは、88年ソウル大会バンタム級の松島勝之以来、6大会ぶりとなる。

 [2012年8月3日8時54分 紙面から]



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