サオリン目標「サーブカット」居残り練習

　ロンドン五輪で２８年ぶりの五輪メダルを狙うバレーボール女子代表が２６日、ロンドン市内の大学で練習を公開した。エース木村沙織（２５＝東レ）は居残りでサーブレシーブを繰り返すなど、２８日の初戦アルジェリア戦へ最終調整。木村は「この大会のためにずっとやってきた。チームの雰囲気もいいし、個人的にはしっかりサーブカットできるようにしたい」と意気込んだ。

　セッター竹下佳江（３４＝ＪＴ）は３大会連続の五輪になる。００年シドニー五輪では予選敗退し、五輪切符を逃した苦い思い出がある。「悔しい思いは私１人しか分からないと思うけど、こういう舞台に立てる喜びを力に変えてほしい。１球１球に魂を込めたい」と気合十分だった。

　［2012年7月26日20時58分］