日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムです。



バレーボール Volleyball
  1. トップ
  2. ニュース
  3. フォト
  4. 日程&結果
  5. 選手名鑑
  6. 競技メモ

日本、中国倒し24年ぶり4強!/バレー

中国を下し、24年ぶりに準決勝進出を決めた日本
中国を下し、24年ぶりに準決勝進出を決めた日本

<ロンドン五輪・バレーボール:日本3-2中国>◇7日◇女子準々決勝

 1次リーグA組3位の日本は、北京五輪銅メダルで同B組2位の中国との接戦を3-2(28-26、23-25、25-23、23-25、18-16)で制し、88年ソウル五輪以来となる4強入りを決めた。日本は五輪では初の中国戦勝利となった。

 第1セットから行き詰まるシーソーゲームになり、日本は3度目のセットポイントで木村沙織(25=東レ)がスパイクを決め、勢いに乗った。第2セットは競り合いの末に落としたが、第3セットは江畑幸子(23=日立)の活躍で、25-23と取り返した。

 第4セットを落として2-2で迎えた最終セットは、一時は9-11と厳しい状況に追い込まれたが、タイムアウト後に江畑のバックアタックで反撃。さらに荒木絵里香(27=東レ)がブロックで11-11と押し返した。14-13の好機をものにできず、逆に相手に2度もマッチポイントを握られる、最後まで息詰まる展開。16-16の場面で、ピンチサーバーに中道瞳(26=東レ)を投入するベンチ采配が奏功した。荒木のスパイクでこの試合2度目のマッチポイントをつかむと、中道のサーブが相手守備の乱れを誘い、2時間13分の熱戦にケリをつけた。

 [2012年8月7日23時58分]



[an error occurred while processing this directive]